医療機関で行うダイエット

世の中にはたくさんダイエットに関する情報がありますが、その中には信ぴょう性や確実性に欠けるものも少なからず存在します。また、効果があると言われているダイエット法についても、個人や環境等によって向き不向きが分かれるケースがあります。 そんな中、専門家のアドバイスを受けながら痩身を目指せるとして評価が高いのが、肥満治療です。肥満治療とは、肥満外来などの診療科を標榜する医療機関において提供されている、肥満を解消するための医療プログラムです。費用は美容目的の場合は自由診療となりますが、いわゆる病的な肥満や、肥満を原因とした疾病のリスクがある場合などは、一定の条件を満たせば公的保険の適用を受けることも可能です。

保険適用なら自己負担が軽減される

肥満治療では、医師の診断に基づいて一人一人の状態に応じたダイエット法を実践できます。具体的には薬物の投与や行動療法のほか、食事や運動といった日常生活に関する指導などがあります。栄養吸収を抑える目的で、外科手術を行うこともあります。
肥満治療に公的保険が適用されるための条件はいくつかありますが、その1つとして挙げられるのが肥満度の目安としてよく用いられるBMI値が35以上の高度な肥満の場合です。また、肥満に起因すると見なされる各種の疾病、たとえば腰痛や膝痛、睡眠時無呼吸症候群などを患っている場合も保険適用の対象となります。
公的保険の適用を受けた場合、本人が支払う治療費の額は保険適用分の3割相当額となります(70歳以上は2割または1割)。また、同一月内の負担額が一定額以上に達すると、高額療養費の対象となって一部が払い戻されます。